こんなに早い台風の本土上陸は、久しぶりではないでしょうか? こちらでは、風もほとんど吹かずに、しとしとと雨が降り続く一日でした
さて
話を元に戻し、人類について、もう少し深く考えてみることにします。これから書くことは、あくまでも、生物の一種としての人類ということで書きますので、誤解のないようお願いいたします
衛生面の改善・医学の発達・食生活の変化などにより、人間の死亡率は格段に低くなり、先進諸国ではここ100年あまりの間に、格段に平均寿命が延び、かなりの人が長寿を全うできるようになりました
このことは、人類にとっては、素晴らしいことと思う反面、「人類の進歩」というようなことを考えると、さまざまな弊害を産んでいるように思われます。近代医学が登場する前までの人類は、感染症との戦いであり、歴史上知られているだけでもインフルエンザやペストなどの感染症により、人類は淘汰されてきました
今回のSARSのような感染症が常に人類を襲い、生き延びたものだけが子孫を残すことができるという生物の原則に則り人類は進歩してきたと考えられるのですが、近代医学の誕生や発達により、今までは淘汰されてきた遺伝子が、医学により淘汰をされることがなくなり、逆に増殖しはじめているのではないかと思われる節さえあるように思われます
例えば、視力の低下なんていうのもその一つだろうと思います。後天的に視力が衰えた人はともかくとして、生まれながらにほとんど視力のない人などは、狩猟採集生活を行なっていた大昔であれば、生きていくことは不可能だったはずですし、江戸時代くらいになると、按摩とかの仕事ができたので、生きていく術はできたとは思うのですが、それができる前は、どうなっていたのでしょうか?
突き詰めて考えると、いわゆるさまざまな「人権問題」にまで踏み込まざるをえません
国内で考えても、今春より社会保険の医療費自己負担が2割から3割に増額されることになりました。ついこの間までは、1割だったのですから実に3倍もの負担増になります。僕は自己負担が上がることに反対ということではなく、その原因追求をしなければ、さまざまな事象が見えてこないと思っているし、少なくとも社会保険制度は良い制度だと思っているので、少しばかり調べてみました。
その中で驚いたのは、国負担の医療費総額もですが、高額医療のことでした。なんと、5%程度に人だけで、国負担医療費全体の30%ほどを使ってしまっているのです。現在でも、このように、高度で高額な医療を必要とする人がいるということは確かで、悪い言い伊方かもしれませんが、このような高度で高額な医療を必要とする人々は、今後も減ることはなく、恐らく増え続けていくものと思いますし、そうなると、ますます国負担医療費も増えてしまい、国の負担が増えるだけではなく、国民全員の負担が増えることになっていくはずです
もちろん、このことは医療費のみならず、いわゆる弱者救済をするための社会保障制度や公共施設、道路・鉄道などの社会基盤整備にも関わってくることなのです。すなわち、国民共有の負担ということに繋がってくるものとなります
このようなネガティブなことを書いてしまうと、勘違いをされるかもしれませんが、別に、弱者の人を責めているわけでも何でもありません。僕だって、いつ何時死にそうな病にかかるかもしれませんし、その時には、近代医学の恩恵を受けたいと考えていますので・・・・・
世界的に見てみると、これから90億になろうかという人口増加が予想されています。本当にこんなに多くの人達が、一緒に生き残ろうと思うと、恐らくとんでもないことが起きてしまうことでしょう。想像がつきませんが、先進諸国の人達は、生活水準を下げなければならないだろうし、今までと同じように水や食糧を満足に消費することも、ままならない事になるでしょう
地球上の資源と呼ばれているものも、無限ではありません。永続的に人類がこの地球に住み続けていくためには、そろそろ生活習慣も考えなければなりませんし、人類もある程度淘汰されることが必要ではないのかな、と漠然と思っています。「淘汰」という言葉は、同じ人類にあって、酷い表現かもしれませんが、これを書いている現在でも、世界では、餓死したり、他愛もない感染症(マラリア)などで命を落としている人々は数え切れないくらいいるわけですから・・・・・・
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